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恵 建築デザイン事務所

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2009年1月29日 (木)

庇のない家

最近の家。

窓に庇が無いですね。

屋根の軒の出もまったくない家があります。

特にデザイナーハウス、とか呼ばれている家は。

ハコのような家。

それが オシャレと 思われています。

でも、待って下さい。

庇の役目は何なんでしょう?

日本は雨の多い国です。

雨は いつも、まっすぐに降るわけではありません。

庇がないと、窓を開けていると 当然、雨が入ってきます。

南側の庇は、直射日光も いくぶん、防いでくれます。

夏の日差しを家の中に入れていたら、暑いですし、エアコンの効きも悪くなります。

軒も出てないと、外壁は全部、雨に濡れることになります。

梅雨のころ、しとしとと降る雨にいつもさらされているのです。

外壁の痛みも早くなります。

箱のような家は、屋根は、家の内側で止まっています。(真上から見ると)

そこから、雨漏りしやすいと思います。

すぐに、どうこうなるというわけではありませんが、

早いうちにメンテナンスが必要になるでしょう。

住宅は20年や30年で、建て替えるものではありません。

35歳で建てた家を、65歳で建て替えるのでしょうか?

でも、そういう家を建てた方は、そういう覚悟をしておいたほうがいいかもしれません。

ハウスメーカーや、そういう家を建てる工務店は、目先のデザインや、ローコストのメリットだけを見て、本当に住む人のことを考えているのかな?と 疑いたくなります。

玄関庇の短い家も、最悪ですね。

雨に濡れながら、傘を差しながら、鍵を開けないといけないからです。

日本の家は、洋風な建物ではあっても、とりあえず、少しは軒を出し、庇もできるだけつけたいですね。

それで、ダサイと思われるなら 考え違いだし、デザイン優先しすぎると、メンテナンス費用がたびたびかかるということになります。

外壁塗装のやり替え、雨漏りの修理など、長い目で見てみましょう。

ちゃんと、長持ちする家を、かっこいいデザインにするのが、デザイナー(設計士)の腕の見せ所だと思います。

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