最近のトラックバック

恵 建築デザイン事務所

トップページ | 2009年2月 »

2009年1月

2009年1月30日 (金)

建築家?

今日は雨模様ですが、暖かいですね。

庭の山茶花がきれいな花をつけています。

Img_1490a

ところで、建築家って どんな人でしょう?

「あなたは、建築家ですか?」と 聞かれれば、「私は 違います」と答えます。

設計事務所を主宰していれば、「先生」と 呼ぶのが礼儀(?)だと思って、

メーカーや下請け業者さんの中には、そういう呼び方をする人もあります。

建築家というのは 家は自分の「作品」で、自分のイメージを大切にして設計を行うものらしいです。

私は施工会社出身なので どうも「建築家」には いいイメージがないのかもしれません。

納まりも良く知らないのに、変わった設計をして、(凡人が思いつかないような)施工者を困らせたり・・・。

施主がびっくりするのが快感、という人もいるらしいです。

そもそも、家って誰のものでしょうか?

住む人のものですよね?

雨の日に傘をささないと、リビングから寝室に行くことができない家も見たことが ありますが、それって 誰が喜ぶのでしょうか?

とは言っても、素晴らしい設計をされる建築家の方も たくさんおられます。

そういう家は、居心地が良くて、ず~っとそこに留まっていたくなります。

私は、どうせなら そっちを目指したいです。

施主が本当に喜んでくれる家を。Scan0001_2

去年、リフォームした家ですが、80代のお父さんのために、娘さんが依頼してこられました。

病気がちだった、お父さんも、リフォームしてご自分の過ごしやすい部屋を作ってから、ものすごく元気になり、友人を家に呼んだりして、毎日「ルンルン」だそうです。

住まいは人を元気にするんです。

その娘さん(私の友人)は、「人を幸せにできる、あなたの仕事は最高だね。」と言ってくれ、建築士冥利(?)に尽きると、思いました。

これからも、人が本当に暮らしやすく、心地いい住まいを目指したいと 思います。

2009年1月29日 (木)

庇のない家

最近の家。

窓に庇が無いですね。

屋根の軒の出もまったくない家があります。

特にデザイナーハウス、とか呼ばれている家は。

ハコのような家。

それが オシャレと 思われています。

でも、待って下さい。

庇の役目は何なんでしょう?

日本は雨の多い国です。

雨は いつも、まっすぐに降るわけではありません。

庇がないと、窓を開けていると 当然、雨が入ってきます。

南側の庇は、直射日光も いくぶん、防いでくれます。

夏の日差しを家の中に入れていたら、暑いですし、エアコンの効きも悪くなります。

軒も出てないと、外壁は全部、雨に濡れることになります。

梅雨のころ、しとしとと降る雨にいつもさらされているのです。

外壁の痛みも早くなります。

箱のような家は、屋根は、家の内側で止まっています。(真上から見ると)

そこから、雨漏りしやすいと思います。

すぐに、どうこうなるというわけではありませんが、

早いうちにメンテナンスが必要になるでしょう。

住宅は20年や30年で、建て替えるものではありません。

35歳で建てた家を、65歳で建て替えるのでしょうか?

でも、そういう家を建てた方は、そういう覚悟をしておいたほうがいいかもしれません。

ハウスメーカーや、そういう家を建てる工務店は、目先のデザインや、ローコストのメリットだけを見て、本当に住む人のことを考えているのかな?と 疑いたくなります。

玄関庇の短い家も、最悪ですね。

雨に濡れながら、傘を差しながら、鍵を開けないといけないからです。

日本の家は、洋風な建物ではあっても、とりあえず、少しは軒を出し、庇もできるだけつけたいですね。

それで、ダサイと思われるなら 考え違いだし、デザイン優先しすぎると、メンテナンス費用がたびたびかかるということになります。

外壁塗装のやり替え、雨漏りの修理など、長い目で見てみましょう。

ちゃんと、長持ちする家を、かっこいいデザインにするのが、デザイナー(設計士)の腕の見せ所だと思います。

2009年1月28日 (水)

冬晴れ

今日は、本当に良い天気でしたね。

こんな日は、冬でも、布団をいっぱい干したくなります。

自宅が事務所だと、大洗濯も してしまいます。

時間の融通が利くので。

もう少しすると、花粉症の私は 外に何も干せなくなるのですが、今のうちです。

雪の深い地方や、寒い山間部などは、冬は洗濯物を外に干しても乾きません。

私の住んでいる、津山市でぎりぎりぐらいでしょうか?

大霜の日などは、あまり早くから外に干すと、凍ってしまいます。

かといって、ユニットバスについている、洗濯乾燥機はあんまり効果がないですね。

使ってみて、そう思いました。

2~3時間かけていても そうそう 乾くもんじゃないです。

お風呂の暖房としては、良いですが、洗濯物はやはり、家電の洗濯乾燥機のほうが良く乾きます。

知り合いの、子育て中の女性建築士のお宅では、ちゃんと 室内に物干し場を作っていました。

リビングの続きなんですが、お客さまが来られたら、引戸で仕切れるようにしてあり、

必要なときに 上から、電動で物干し竿がおりてきます。

しかも、寝室からも行けるようにしてあり、引戸を閉めていても そちらから洗濯ものが、取りに行けます。

さすがです。

初めてマイホームを建てたときに、今までのアパート暮らしのなごりか、

バルコニーいっぱいに、洗濯物を干される方がおられますが、

あれは、あんまり格好が良くないと思います。

気持はわかりますが・・・。

2階に寝室があって、ちょっと布団を干すなら良いですが、

洗濯物は、一階に洗濯機があるなら、そこから行きやすい場所で

人目につかない場所に、干したいですね。

キッチンや勝手口の動線も考えて。

そして、急な雨降りにも大丈夫なところ。

洗濯物干し場や、リサイクルごみ、分別ごみの置き場をきちんと確保しておくのは大切なことです。

こういうことは、家事をやってる人でないとわからないので、マイホームを新築、リフォームするとき、設計士さんが男性の場合はちゃんと伝えたほうがいいと思います。

毎日、洗濯や掃除、布団干し、ゴミ出し、買い物、料理、片付け をしている男性の方は少ないですから。

住宅設計の仕事をしている男性の方は、できるだけ家事をやっていただきたいですね。

2009年1月26日 (月)

いい家が欲しい

そういうタイトルの本が売れているそうです。

今、外張り断熱の家を設計中で、ここ1か月、断熱に関する本をたくさん読みました。

「いい家」ってどんな家でしょうか?

この本は 「外張り断熱の家」を 「在来工法」で 「工務店に設計施工で建ててもらう」のが最高、と書いてあります。

でも、住まいの価値観は人それぞれです。

私が去年設計し、完成した家は、スローライフそのもの。

「冷房なんか使いたくないので、風通しを良くしてください」と言われ

エアコン用のコンセントすら 付けませんでした。

「土壁の家なので 長年の間に隙間が開くかもしれませんよ。」と、お話すれば

「いいです。今までの家だって そうでしたから。」と、言われ

薪ストーブと吹き抜けで、暖かな住まいになっています。

コンセプトは、はっきりしていました。

「本物の木で、大工さんの木組みを生かし、できるだけ自然素材を使った、心地良い住まい。」

外張り断熱は施工性も良いし、断熱材によっては、ちょっと高価ですが 暖かくていいなあ、と思います。

でも、高気密にして計画換気もしなければ、「壁体内結露」というやっかいなものが出てきます。

現実に、24時間換気扇は、寒いので、たいていの人が冬には止めてしまっています。

夏のエアコン使用時(窓を開けない時)を 想定しているのです。

あの、細い掃除機のホースのようなダクト内に、ほこりがたまったらどうするのでしょうか?

フィルター掃除などの メンテナンスは誰がするのでしょう?

それに、機械に頼る、ということは いつもエネルギーを消費しているということです。

そのかわり、高断熱なので、小さいエネルギーで家じゅうが快適温度になるそうです。

あなたなら、どちらを取りますか?

ダニが出てもバルサンが炊けない。

昨夜の焼肉の匂いが翌日も残っている。

冬は乾燥しすぎて、加湿器が必要。

それは、内装材にもよるんでしょうが・・・・。

揮発性の生活用品に気をつけること。(シックハウスになりやすいので)

でも、それに目をつぶっても余りある良い点は、家じゅうどこへ行っても暖かい。寒くないこと。

廊下やトイレへ行っても寒くないので、高齢者にも安心です。

光熱費も安い。

高断熱・高気密住宅に住んでいる人の、良い点ばかりではなく 悪い点、困った点も聞いてみたいですね。

2009年1月25日 (日)

土壁と外張り断熱の家

岡山県北に土壁+外張り断熱+薪ストーブ+自分の山の木を使った家を設計中です。

今日は、1時間20分かけて、現場の積雪状況を見に行きました。

今年になって 1.5m 屋根の上にあったそうですが、

だいぶ融けて、今日は40センチほどになっていました。

それでも、昨夜 新雪が降っています。

たまに行く私は 「いいところだな~」と 思いますが

住んでいる人は大変だそうです。

Img_1471a_2

敷地の北の景色です。

スノーシュー持って行って 散歩したくなりました。

年末にプランが決まり、今、実施設計に入ったところです。

新しい試みが多いので大変ですが、いい家になりそうです。

2009年1月21日 (水)

熟年セミナー

1月17日土曜日。

岡山県建築士会女性部会の第2回の熟年セミナーが

岡山市のきらめきプラザで ありました。

今回のテーマは「やってみよう!住まいの省エネ」

~自分でできる住まいの維持・管理~ だったんですが、

私は後半の 「住まいのメンテナンス」についての講師をしました。

一般の方でもできる、住まいのチェックの仕方、や対処法をお話しました。

特に住まいの寿命に大きくかかわる、雨漏り、水漏れ、シロアリ、地盤沈下

に関して重点的に説明しました。

みなさん、すごく熱心に聞いてくださり、反応も良かったです。

終わったとたんに、質問攻めでした。

しかし・・・

最初に「あなたの家は築何年ですか?」と、受講者の皆さんにおたずねしたのですが、

昭和30年代以前の家にお住まいの方がひとりもいなかったとは・・・。

多くの方は昭和45~55年の家にお住まいでした。

実は、我が家は 昭和14年建築の家で、まだ、しっかりしていますが

古いんだな~ということを 改めて自覚しました。

リフォームは何度かやって かなり手を加えてはいるんですが。

古民家というほどでもないし、耐震のことを考えると 

そろそろ、建て替えを考えるころかもしれません。

同居の父は腕の良い棟梁ですが、もう高齢ですし。

今年の課題です。

ところで、熟年セミナーは、後2回あります。

皆様、良かったら参加してみませんか?

熟年ではない人も、OKですよ。

詳しくは下記をご覧ください。

岡山県建築士会女性部会 URL http://www.geocities.jp/fufu_web/

次回のテーマは 2月21日「身体かわれば住まいも変わる」

第4回3月14日「残すもの 捨てるもの」~身軽になって素敵な暮らし~

気軽にご参加ください。

2009年1月19日 (月)

雪山ハイキングと西江邸

1月11日 山の仲間と成羽天神山へ登ってきました。

山頂で7~8センチの積雪だけど、とても素敵な雪景色を堪能しました。

山頂近くでぜんざいを作って もらって食べました。

美味しかった~。

Img_1365a_4 

ところで、山頂に携帯を忘れて、翌日取りに行きました。

この山は山頂まで車道がついていたので、翌日は車で。

あの雪山で一晩ひとりぼっちで 夜を明かしたかと思うと・・・・。

携帯が見つかったときは 思わず涙ぐみました。

私の携帯は白で雪に埋もれたらわからないのですが、

幸い、オレンジの長い紐がついてました。

ストックで怪しいところを探ると、すぐに見つかったのです。

故障もなく、無事に使えています。

皆様、くれぐれも、山で携帯を落とさないように。

そんな マヌケは 私だけ?

ついでと言っては、何ですが、前から見たいと思っていた

成羽天神山の登山口にある、西江邸を見学してきました。

Img_1426a

西江邸は銅山とベンガラで巨万の富を築いた、大庄屋です。

江戸時代には幕府直轄の天領支配を許され、代官用所も兼ねていました。

ただいま、17代目と18代目が実際に住んでいらっしゃいますが、

表の方を公開されています。

寒くてつるつるに凍った坂道を300m以上歩いてあがると

坂の上に赤い石州瓦の豪邸が見えてきます。

5間続きの和室や、大きな蔵(展示室)。

赤い石州瓦に、白い漆喰壁やなまこ壁が映えます。

素晴らしい、塗りのお椀や、ここのベンガラを使った古伊万里の食器なども、

客間にセッティングされていて、すぐお客様がお迎えできるような様相です。

江戸時代からの大庄屋の暮らしに思いをはせることができました。

ブログ始めました

岡山県津山市で設計事務所を開設しています。

住まいの設計が多いですが、仕事のこと、様々な活動のこと

趣味のこと、日々の暮らしのことなど書いて行きたいと思います。

よろしくお願いします。

トップページ | 2009年2月 »

2022年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
無料ブログはココログ